プノンペン トゥール・スレン虐殺博物館(Tuol Sleng Genocide Museum)へ
プノンペンでのお昼ごはんの後、タクシーの運転手さんに案内されたのがトゥール・スレン虐殺博物館(Tuol Sleng Genocide Museum)という博物館です。
入り口はこちら。
トゥール・スレン虐殺博物館というのは、ポル・ポトがカンボジアを支配していた時代に、プノンペンに存在していた政治犯収容所です。
元々は高校だった場所で、そこで多くの拷問、虐殺が行われました。
中には拷問や虐殺で使用された器具がたくさん展示されています。
このような拷問に使用されていた部屋や器具などがいくつも残されており、当時の拷問の写真や拷問によって亡くなった方の写真も多く展示されていました。
少し調べてみたのですが、トゥール・スレン虐殺博物館には2年9ヶ月の間に14,000~20,000人もの方が収容されたそうです。
そのうち生き残ったのは8人のみとのこと・・・
トゥール・スレン周辺は結構のどかな光景だったので、これだけの数の方が殺されたというのは想像できないですね。
博物館周辺の写真です。
正直、訪れても気分のいい場所ではありません。
ですが、ポルポト政権時に何がったかを知ることが出来る場所なので、カンボジアに行かれる際にはぜひ訪れてみてほしいです。