京都 哲学の道を歩いて熊野若王子神社から銀閣寺へ
新島襄と八重のお墓を出た後は、哲学の道を歩いて銀閣寺へ向かいました。
哲学の道とは、熊野若王子神社から銀閣寺までを結ぶ小道で、京都散策にピッタリの散策道になっています。
京都らしい風情のある景色を眺めながらゆっくり散歩するというのも贅沢な時間だと思います。
それに時間もゆっくり感じられるので、ぜひおすすめしたい観光スポットです。
銀閣寺に到着するまでの間には、大豊神社(おおとよじんじゃ)、安楽寺(あんらくじ)、法然院(ほうねんいん)などの寺社仏閣もあります。
今回は、途中で足を止めてそちらにもお参りしながら向かいました。
まずは大豊神社です。
こちらの神社のご祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)、菅原道真公、応神天皇です。
※少彦名命の別名は、商売繁盛の神「恵比寿様」です。
こちらは、大豊神社の境内にある末社「大国社」です。
大国社には、大国主命(おおくにぬしのみこと) が祀られていて、縁結びにご利益のある神社です。
社の前には、狛犬ではなく、狛ねずみ様がいらっしゃいます。
次は、安楽寺です。
紅葉や新緑の季節に訪れると風情のある風景を楽しめるのですが、冬だととても物悲しい雰囲気ですね。
ですが、この寂しい感じも趣がありおすすめです。
安楽寺は、山号が住蓮山になり、浄土宗系のお寺になります。
鎌倉時代、法然(浄土宗開祖)の弟子である住蓮房と安楽房が開いたとされるお寺です。
そして、法然院です。
山門です。
こちらは「白砂壇(びゃくさだん)」と呼ばれる盛り砂です。
この盛り砂と盛り砂の間の通りは水を表していて、ここを通過することで心身のお清めを行うことになります。
こんな感じで法然院の散策も終了です。
他にも本堂、講堂、方丈、地蔵菩薩像など見どころがたくさんあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
で、他にもいろいろ寄り道をしながら歩いていると、ようやく銀閣寺へ到着です!

写真は人の少ないタイミングを見計らって撮っていますが、やはり銀閣寺は有名なお寺だけあります。
途中立ち寄ったお寺や神社は静かでゆっくりと廻れましたが、それらと比べると観光客もどっと増えました。
哲学の道は穴場という程のマイナースポットではないですが、人でごった返している訳でもないです。
銀閣寺に行かれる方は哲学の道から歩いてゆっくり向かわれるのもいいおすすめです。
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